現在高校生の僕の息子は、高校生になるまでスマホ、タブレット、PCなどの情報機器は特に与えていませんでしたが、高校入学の頃までには立派なオタクに成長していました。いや本当なんです別にオタクっぽいコンテンツを与えてたとかもないし、中学まで家ではマンガもコロコロくらいしか読まなかったような子なんですよ。 ただその過程が実に現代の子だなあと思ったのは、その入り口が「ニンテンドー3DSのYouTube」だったってことですね。これは完全に盲点でした。そこからネットミームに汚染されていき徐々にオタク化していったという流れです。まあミーム汚染されるっていうのは元々オタクの素質があるからなんですが。しかし何がきっかけになるか本当にわからないものですね。 最近はオタクコンテンツもそこらじゅうにあふれてきており、そういう趣味があることが特殊とも言えないってくらいに浸透しているのを感じます。お茶の間でTVer使ってテレビ番組見てたらウマ娘のCM流れてくるとか普通ですもんね。89年のあの事件以降しばらく根深かったオタクへの白眼視は、実際に僕ら世代に暗い影を落としていましたが、その白眼視されていた世代のオタクが親世代となったことで徐々に変化しているように思います。 もちろん田舎特有の目は普通にあるんですが、それでも今の中高生はボカロや東方を普通に摂取していますし、推しという生き方があることを当然のこととして受け入れているように見えます。まあ僕ら世代のオタクにとって一般層向けのマスメディアは敵と認識しているところもあって、マスメディアのオタク文化を取り扱うときにたまに見受けられる浅い理解を見るとまだ苦々しく思ってしまいますけど・・・。 「あそびにいくヨ!」が地元を舞台とした内容だっただけでも驚きだったのに、「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」(通称「沖ツラ」)はアニメ中に出てきたエリアが聖地として観光マップにされるまでになりましたし(家から車で10分の場所がアニメに出てきたときはさすがにびっくりした)、県内企業もイメージキャラクターとして引用するケースが多くなっています。まさか社会貢献にまで発展するなんて、僕らの時代ではちょっと考えにくい話でしたよね。 そしてこの10年ほどで情報と物資に対する「飢え」もかなり少なくなっていますよね。通販するのも簡単になったし、アニ...