自宅待機erのための「できるだけお金をかけない」ワナビーDJの話
前回は「できるだけお金をかけずにテクノを作る環境」についての記事を書きましたが、実際に曲が作れるようになったとしてその曲をどうする?というわけで、今回は引き続き「できるだけお金をかけずにできるDJ」をテーマに記事を書いていきまーす。
DJについての知識が一般人並だと、だいたいにおいてDJといえば「レコードをなんかチュクチュクやってるひと」というイメージなんでしょうけど、このブログを読んでいる聡明なインターネッターなら「最近はCDJっていうのもあるんだぜ!」というレベルまでは知識人であろうと推測されます。
ですが、この15年ほどでPCを使ったDJシステムは急激に進化し、今ではもはや一般的といっていいほどに普及してきました。最近じゃクラブのDJブースで光り輝く忌々しいリンゴのマークを見ない日は思ったより無いよねっていうレベルなのです。
PCDJに最低限必要な機材はざっくり「PC」と「DJソフト」の2つのみ。しかもDJソフトは無料で手に入るようになってしまいました。いい時代だよねー。
DJ Software : Traktor DJ 2 New | Traktor
https://www.native-instruments.com/jp/products/traktor/dj-software/traktor-dj-2/
お金をかけないならPCDJ
DJについての知識が一般人並だと、だいたいにおいてDJといえば「レコードをなんかチュクチュクやってるひと」というイメージなんでしょうけど、このブログを読んでいる聡明なインターネッターなら「最近はCDJっていうのもあるんだぜ!」というレベルまでは知識人であろうと推測されます。
ですが、この15年ほどでPCを使ったDJシステムは急激に進化し、今ではもはや一般的といっていいほどに普及してきました。最近じゃクラブのDJブースで光り輝く忌々しいリンゴのマークを見ない日は思ったより無いよねっていうレベルなのです。
PCDJに最低限必要な機材はざっくり「PC」と「DJソフト」の2つのみ。しかもDJソフトは無料で手に入るようになってしまいました。いい時代だよねー。
DJ Software : Traktor DJ 2 New | Traktor
https://www.native-instruments.com/jp/products/traktor/dj-software/traktor-dj-2/
PCDJソフトの2大巨頭のひとつ、TRAKTORは現在3が最新バージョンなんですが、一つ前のバージョンはNATIVE INSTRUMENTSのアカウントを開設するともらえてしまうのです(アカウント開設ももちろん無料)
4トラックのミキシング、強力なビートシンク機能、エフェクターもついてます。僕がクラブでDJやるときは必ずこれ使ってます。WindowsとMacOSはもちろん、iOSでも使えるぞ!
2大巨頭のもうひとつがこちらのSeratoですね。僕はこっち使ったことないんで詳しく無いんですけど、だいたいTRAKTORと同じです(投げやり)
そしてこちらはデビュー当初から無料で使えたオープンソースのPCDJソフトですね。上記2つと比べると軽量で機能も簡素。特徴はWin/MacOSだけでなくLinuxでも使えるところですね(UbuntuとFedoraのパッケージは用意されているので、それ以外のディストリビューションは自分でビルドしようね)
なお、これら以外にもiOSではDjayというアプリでDJできたりします。他にも細かく色々あるみたいですが割愛。
また、上記ソフトはPCDJに付き物のPCDJコントローラのような特殊な機材がなくてもキーボードとマウス(iPhoneやiPadだとタッチ操作)で操作が可能なので、ソフトをインストールすればすぐにDJできるんですよ。ほんといい時代になったものだよ・・・。
ソフトは揃った、どうやって聴かせる?
さて、ソフトが手に入ったんでとりあえずDJができることはわかったが、その次は?ということになりますな。
そもそもの話なんですが、本来のPCDJはフロアに向かって流れるメイン側の音声と、DJだけが次の曲のチェックのために聴くモニタ用の音声の2つが同時に出力できるオーディオインターフェースという機器が必要です。いまのとこPCDJ用オーディオインターフェースは最安で10,000円くらいですね
あと最近はベッドルームDJとしてネット配信してる人が多くなってますが、実際に配信をやろうとすると先程のオーディオインターフェースに加え、その音を再度PCに取り込むための機材が必要になります(録音用のオーディオインターフェース等) そんなわけで現段階では機材が足りないため生配信はちょっと難しいのです。スマホで音拾ってツイキャスとかはできるだろうけど。
では自分だけで楽しむしかないのか?といえばそうではありません。PCDJソフトにはプレイを録音する機能があるので、この機能を使って配信サイトにアップロードするぞ!ということですわ。
DJミックス配信サイトの大手Mixcloudです。利用している人が多数なのでハードル低くてオススメです。またDJ配信に特化しているので、曲順(プレイリスト)を時間ごとに記入する機能もあります。
楽曲配信サイトのhearthis.atは、週500MBまでなら何曲でも無料で登録できるので、1時間超えのDJミックスでも余裕で置いておけます。曲と一緒にDJミックス置いとくのも良いかも。
まずは練習してみようぜ
ソフトと配信環境が揃ったので、あとはプレイするのみ!・・・の前に、DJに最も必要な「曲」の話が抜けてましたな。お手持ちの曲をつなぎまくるのも楽しいんですが、僕はテクノミュージシャンなのでここはひとつ教材用として曲を10曲ほど放出させていただきます! 似たような曲ばかりで繋ぎやすいと思いますので、よければお使いいただければと思います~。
せっかくなのでお知らせ
今回の記事を書くきっかけになったのは、昨今の新型コロナウイルスの影響でクラスタ形成の場として槍玉に挙げられてしまったクラブたちの中でも特に僕にとって大事な熱血社交場がピンチだ!ということからなんです。
たまたまこれを読んだ方には沖縄在住でない人も多いかもしれないので支援は難しいだろうなあとは思いつつも、今回のDJの話から自分でもDJというものに触れることによって、クラブでの楽しみ方や音楽との接し方に変化が生まれ、大手を振って外出できるようになったときにお近くのクラブへ足を運んでくれる人が一人でも増えたらいいなーという思いがあります。
そんなわけで、支援するかどうかに関わらず、DJという遊びや技術の一端に触れ、DJ達とそれを受け入れるクラブをもっと身近に感じていただければ幸いです(関係者でもないくせに偉そうな言い草ですけど)
あとおれの曲ここで買えるから!機材ケチった分の金で買ってくれ!(台無し)