100均の手ぬぐいで簡単サコッシュを作るのだ

 ダイソーやセリアなどでたくさんの種類の手ぬぐいが取り揃えてあるのをよく見かけるわけですが、あれのサイズって結構お手頃じゃん?と思い立ったので、今回は「100均の手ぬぐいでサコッシュを作ろう!」をやってみたいと思いますー(YouTuber風)

1. 材料等を揃えよう

 まず材料はこちら。

  • 100均の手ぬぐい
  • 裏地用布(100均ではハギレも売ってるのでそれを使うか、もう一枚手ぬぐいを使うのもアリ)
  • かばんテープ(太めでもイイならスーツケース用ベルトを使うとアジャスタ付きになるぞ)
  • 接着芯

僕が今回使用した素材はすべてダイソーで揃えられるものになりました(つっても画像中にあるもう一枚の手ぬぐいはセリアなんですが、これは今回使ってないです。)

そして使用する道具は以下のとおり。

  • ミシン(もちろん手縫いでもOK)
  • 断ち切りハサミ(場合によっては使用せずに作れますけど一応)
  • アイロン(裏地布が硬めで接着芯要らないということであれば必要無いです)
  • 定規とチャコペン(必需品ではないが無いと結構大変なので)

ということで、根性さえあれば材料+糸・針・ハサミのみでいけちゃう程度の簡単っぷりなのです。

2. 縫い方(ざっくり)

今回の縫製プランはこちら。サコッシュなので本来それほど必要無いんですが個人的好みで蓋を作りたかったので、手ぬぐいを裁断してAとBの2枚にしたうえで、それぞれの長さを変えることではみ出た部分を蓋にしちゃおうという目論見です。

で、手ぬぐいの柄が上下ちゃんと決まってるやつだったので、縫い合わせたときに逆さにならないように一度切って上下を併せて作ろう!と思ってこのスタイルにしたんですけど、よく考えたら蓋にするときに上下を併せるなら裏面どっちにしても逆さになるんだよね・・・無駄な工程を一つ増やしていた・・・。
なので、手ぬぐいは裁断せずに折り曲げるだけで底部分は確定します。このあたりも制作がめちゃくちゃ楽な理由なのです。

そしてカバンテープはサイドに斜めに差し込んで一緒に縫い込んでいきます。お好みでDカン付けて~とかでもいいかなとは思います(表裏別の柄の布にしてリバーシブルにするというのも面白いかと)

3. 下準備いろいろ


  まずは長さを測って切りそろえていきます。裁断にあたっては縫い合わせるときの縫いしろを意識して想定より3cmくらい大きめにしておくのが重要(書いてる自分が忘れがちだけど大事なことなので)


裏地と組み合わせる前に、手ぬぐい側には接着芯を貼り付けます。お好みといやお好みなんですが、手ぬぐいだけだと柔らかすぎてクタッとなりがちなんですよね。カバンの形を形成するために接着芯でよりパリッとした布にしていきます。

で、今度は同じ大きさの裏地の布を用意します。さっき裁断した手ぬぐいも含め、布の裁断した部分はほつれ防止のため端っこを折り曲げて縫い付けます。この作業で結構布地を使うので、できるだけ無駄が出ないよう細ーく布を折り曲げたあとアイロンで押し付けて折り目を付けていきます。この作業一番苦手なんよね。

4. 縫い合わせ

表と裏それぞれ布の下準備ができたところで、各布の表裏を縫い合わせて1枚の布にします。そのあとで上記の通りに布を組み合わせて端を縫い合わせていきます。

縫うときは、縫い合わせた跡が表に出るように縫うのであれば先程の図のように縫い合わせるだけで完成なんですが、縫い跡を内側に隠したいときは「布の表裏を逆にしで縫い合わせ、最後にひっくり返す」という方法で隠すことができます。この情報量だと伝わらなさそうなのでこのあたりのサイトを参考にしてね。

巾着袋の作り方 裏地なし・マチなし・ひも両側|NUNOTOIRO
https://nunotoiro.net/kinchaku-type1-c

先程も書いたように、かばんテープはサイドを縫う際に一緒に巻き込んで縫い付けるのが楽でイイです。ただ裏返しにして縫う際、かばんテープはこの写真のように内側に伸びるように縫い付けないと、縫い終えてひっくり返したときにテープがサコッシュの内側に入り込む形になっちゃうので注意。

5. 完成

 というわけで完成です。どこからかボブの「ほぉぅら簡単でしょう?」が聴こえてきそうですが、僕もこれ作るまでに3時間くらいかかってます・・・。

 かなり簡素な作りなので、お好みで内側にポケットを作るとか、蓋にスナップをつけるとかするといい感じです。スナップセットAmazonで購入したんですけど色数多くて可愛いし使いやすいのでおすすめしときますね!頼むよ!