FL Studio Mobile 3 をAndroidタブレットでいじってみた所感など
android、iOS、WindowsストアでリリースされているFL Studioの簡易版「FLstudio Mobile 3」を使ってみたので所感をば。
結果からざっくり書いちゃうと、そこそこ使えるけどPCのDAWに置き換わるものではないなーという印象は強く、ただ持ち運びできる簡易作曲ツールとしてはかなり強力なレベルまできてるな!という印象も強く感じました。
FLstudioを普段使用している人でも操作感などはやや異なるため少し慣れは必要ですが、普通のDAWの操作と同様の部分も多いんで悩むことは少ないかなーと思います。クリップを作ってその中にノートを書いて鳴らす、という基礎のラインはそのまま。
また、曲が出来るとそのままwavやmp3にエクスポートできるんで、完成時に即アップロードという荒業も可能です。余談ですが曲のエクスポートについてはSETTINGの中で「エクスポートするとき正規化する」っていう項目があるんで必要な方は最初のうちにチェックしといたほうがいいと思います。
シンセ類はプリセットの音でもいじると結構面白い効果が出てくるようになってるのと、思ってた以上に低音が太い感じがします。また、追加で課金が必要なGMSなどのシンセもヘンな音がたくさん出せるんで、導入するならそこまで購入することを見込んでいったほうが幸せ。
DirectWaveは波形ファイルを読み込む、いわゆるサンプラーのようなものになっていて、「MyTracks」にあるファイルも読み込みできます。逆に言えばそのフォルダに波形ファイルをつっこめばPCにあるサンプルファイルも使えるかも?と思ってフォルダごとコピーしてみたんですけど、DirectWaveではMyTracksから下のフォルダに行くことができませんでした。どーしてもこれ使いたい!っていうファイルをMyTracksにつっこむっていう方法が確実っぽいけどあまり実用的ではないなあ。
結果からざっくり書いちゃうと、そこそこ使えるけどPCのDAWに置き換わるものではないなーという印象は強く、ただ持ち運びできる簡易作曲ツールとしてはかなり強力なレベルまできてるな!という印象も強く感じました。
FLstudioを普段使用している人でも操作感などはやや異なるため少し慣れは必要ですが、普通のDAWの操作と同様の部分も多いんで悩むことは少ないかなーと思います。クリップを作ってその中にノートを書いて鳴らす、という基礎のラインはそのまま。
また、曲が出来るとそのままwavやmp3にエクスポートできるんで、完成時に即アップロードという荒業も可能です。余談ですが曲のエクスポートについてはSETTINGの中で「エクスポートするとき正規化する」っていう項目があるんで必要な方は最初のうちにチェックしといたほうがいいと思います。
シンセ類はプリセットの音でもいじると結構面白い効果が出てくるようになってるのと、思ってた以上に低音が太い感じがします。また、追加で課金が必要なGMSなどのシンセもヘンな音がたくさん出せるんで、導入するならそこまで購入することを見込んでいったほうが幸せ。
DirectWaveは波形ファイルを読み込む、いわゆるサンプラーのようなものになっていて、「MyTracks」にあるファイルも読み込みできます。
(7月26日追記 ここから)
ということを先に書いてたんですが、FLM user Filesの中のMySamplesに入れておけば読めるっぽいですorz サブフォルダーも読めるようになってるので幅が広がりますな。サブフォルダーはFLstudio mobileを再起動させないとうまく読めないような気がするので、フォルダーが見つからないときは再起動させてみてください。
あとFLstudio mobileはアプリのSDカード転送が出来ない機種もあるっぽいので、内部ストレージとSDカードを一つのストレージとして認識させる設定をあらかじめやっておいたほうが吉かも。
(追記ここまで)
ドラムマシンはパッドにサンプルを読み込ませるんですが、エフェクターはマシン全体にかかっちゃいます。その場合もういっこドラムマシンをおいてそこで打ち込むことになりそうです。
エフェクターは以下。インストゥルメントにはこれに加えて各インストゥルメントがエフェクターラックに入れられる模様。同一ノートをまとめて鳴らせるのかな(使ったこと無い)
ドラムマシンはパッドにサンプルを読み込ませるんですが、エフェクターはマシン全体にかかっちゃいます。その場合もういっこドラムマシンをおいてそこで打ち込むことになりそうです。
エフェクターは以下。インストゥルメントにはこれに加えて各インストゥルメントがエフェクターラックに入れられる模様。同一ノートをまとめて鳴らせるのかな(使ったこと無い)
- リバーブ
- ディレイ2種
- オートダッキング(サイドチェインコンプの代わり)
- レベラー
- コンプレッサー
- リミッター
- ディストーション
- フィルター(ハイ・ロー・バンド切り替え式)
- イコライザ(パラとグラフィックが別で用意されてる)
- ステレオスプリッター
- コーラス
- フランジャー
- フェイザー
- マルチFX(簡易KAOSS PAD)
ちなみに、FLstudio 11以降のバージョンをPCで持ってる人はインストゥルメントの中にFLstudio Mobileが入ってるんで、そっちでも曲を呼び出すことは可能。でもなんかこれうまく動作しないうえPCからだと操作しづらいんだよなあ。Mobile内で完結させるか、各トラックごとに書き出してあとでPCのDAW上で編集するのがいいのかなーとも思いました。
そうそう、このアプリで僕が便利だなーって思ったのは「クリップを伸ばすと勝手にループしてくれる仕様」でした。
本家FLstudioはクリップを横に伸ばしても
打ち込まれた内容のまま
Mobileでは自動でループを挿入してくれるので単純なベースラインやパーカッションなどを打ち込むときに便利
細かいところでいうと、クリップやノートの選択が結構面倒なのと、マニュアルが全部英語なので今の所細かい操作方法がよくわからないというところですかねえ。面白いのあったらTwitterで共有させていただきますゆえ。
で、このアプリで作ったサンプルをこちらに公開してますので、気になった人は聴いてみてね。
https://drive.google.com/open?id=17KnUO1T4x35ebH0fT0VdtSKx2bBuaX-r