ReasonのDr.OctoRexの8つのループスロットをランダム入れ替えさせる方法が見つかったというだけの話。
オールインワンDAWのReasonを使ってるそこそこ少ないユーザーのうち、さらにごく一部のDr.OctoRex(Rexファイルプレイヤー)愛好家しか喜ばない技術を今更見つけたので、何周遅れかしらんけど記事化しておくよ! 他のDAW使ってるやつは帰れ!
表
裏
このスクショだけで理解できる人はよく訓練されたReasonユーザーかと思います。以下に簡単に手順を説明。- Utilityの「Mix Channel」をラックに設置。
- MixChannelの「Show INSERT FX」を押してラック内ラックを開き、Dr.OctoRexとCVをアウトプットできるモジュール(ここではPULSERを使用)を設置。
- MixChannelの「Show Programmer」を開き、右側パネルの「Device」でDr.OctoRexを選択、「Source」はRotary 1、「Target」はKeybord→Notes to Slotを選択。
- 背面でPULSERのCV outputをMixChannelのRotary CV IN 1に挿す。
・・・この方法、この記事書いてる時点(2021年9月)にリリースになったReason12の紹介映像のなかの「Combinatorが新しくなったよ」的な部分を観て思いついたのでした。なるほどMixChannelとかCombinatorはこういう時に活用できるのね。
なお、実現方法はわかったものの実用的かと言われると微妙なところ。CVの上下を固定(またはMixChannelのModulationRoutingにある「Min」と「Max」の値を固定)することによって2~3つのスロットをランダムに入れ替えするくらいだと面白いかも。同じループでピッチが違うやつを用意するとか、オーディオアウトを分けて各々に違うエフェクターをかけてみるとかね。